半年ほど前からハンドメイド販売を始めたことを先日の記事で書きました。初月は販売個数1個、利益は900円ほどでしたが、ゆっくり少しずつ販売を伸ばし、現在月に10個位販売することができるようになってきました。
そんな中、購入者様の1人から個別に注文をいただけるようになり、対応させていただくようになりました。作成のほうは少しアレンジして作るだけですが、販売金額設定が難しく、自信がない私はほぼ材料費のみいただくような形の料金設定をしてしまいました。こんなことは今までになかったし、高い金額にしてしまって今後注文してくれなくなってしまうよりは、安い金額に設定したほうが良いだろうと思ったのです。
私だったら、うわー安い、ラッキーと思って何も考えずに飛びついてしまうところでしたが、その購入者様は、そうではありませんでした。
今後こういったことを仕事にするなら、自信を持って高い値段をつけていいと。
そして、心に刺さったのが、次の言葉です。
「お金は多分循環しています。そしてお金は感謝の形でもあります。」
これまでお金に対して、そのような考えで向き合ったことがありませんでした。
お金を使うのは悪いことのような考えに支配されていました。ものを買うことに罪悪感がありました。そして、今回夫の借金騒動があってから、ますますそのような思いに囚われてしまっていました。
「お金は循環している」
そう考えると、お金を使うことが悪いとか良いとかないのだな、と感じることができます。
何かを買って、その感謝の形としてお金を支払う。
何かを売って、その感謝の形としてお金を頂く。
そのような形でお金を循環させていけたら、売る方も買う方も幸せな気がします。
今回非常に学びがあったので、記事にさせていただきました。
お金に対する元々の自分の考え(お金を使うことに罪悪感を持ってしまうこと)、そして今回の夫の借金のことなど、色々なことが積み重なって、お金に対して偏った考えを持っていることに気付くことができました。
これからは、良いとか悪いとかではなく、もっと中立の立場でお金のことを考え、そして感謝の形として循環させていけたら、と思っています。
見ず知らずの他人に対し、このような気付きを与えて下さった購入者様に感謝しかありません。