我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。
今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。
借金発覚から1年半が過ぎ、徐々に自分の気持ちの整理がついてきたところです。
少し気持ちが落ち着いたところで、一番気になるところである死ぬまでにこの借金を完済できるのかどうかについて考えてみました。
もちろん、いつ死ぬのかなんて誰にもわかりませんが、現在の返済額である月に50,000円のペースで完済するまでにどのくらいかかるのか、計算してみました。
ここではシンプルに考えるために、借金にかかる利子は除いて、単純に元本1,000万円だけの返済で考えてみたいと思います。
月50,000円×12ヶ月=600,000円
今のペースだと、1年で60万円ずつ返済できることになります。
10,000,000÷600,000=16.6666・・・・
月50,000円ずつの返済だと1,000万円の返済に約17年かかることがわかりました。
その頃には、私も60代半ば、夫は70歳。
なんとか生きている間に完済することができるペースでしょうか?
貸付自粛制度というものがあるらしい
コツコツと月50,000円ずつ返済を続ければ、なんとか死ぬまでには返せるかもしれない、ということがわかり、気持ちも少しずつ前向きになってきたところでしたが、ここで新たな問題が発覚しました。
それは、夫がさらに借金を増やすかもしれない、ということです。
借金発覚から約1年半が経過し、私の気持ちが徐々に落ち着いてきたところで、夫の気が緩み始めているのを感じます。
今、なんとか死ぬまでには返せるかもしれないというギリギリのラインで返済をしているのですから、新たに借金を作られていては生きている間に返済することはかなり難しくなってくるでしょう。
今ある借金をどう返済していくか、という問題だけでなく、今後どうやって夫に新たな借金を作らせないようにするのかが、最大の課題であるということに気付きました。
「どうやったら夫に新しいカードを作らせないようにすることができるだろう」
「どうやったら夫が新たに借金をしないようにすることができるだろう」
色々調べる中、「貸付自粛制度」なるものの存在を知りました。
貸付自粛制度?
貸付自粛制度とは、登録から5年間、消費者金融やクレジットカードでお金を借りられないようにする制度のことです。
おー、それは素晴らしい制度ではないですか!
まさにいま欲しかったもの!
夫は自己破産、個人再生の手続きをしなかったから、ブラックリストに載ることもなく、今は普通にカードを作れてしまう状態で、非常に危険な状態であると言えます。
現に、またカードを作り始めているのですから。
夫を貸付自粛制度に登録したい
お金を借りられなくする制度なんて、まさに夫のためのもの。いや、夫がお金を借りられなくなるなんて、私のための制度と言ってもいい。
夫を貸付自粛制度に登録できないものかと調べてみました。
貸付自粛制度のメリット
- お金を借りられなくなるため、借り過ぎ、借り入れを繰り返すなどの大きなトラブルを防げる
貸付自粛制度のデメリット
- 本人でないと登録できない
- 削除依頼をすればすぐに借りられるようになってしまう
喜んだのも束の間。
結局、本人にその気がないと登録だってできないし仮に登録したとしても、削除依頼ができてしまうそうです。
一筋の希望の光が見えたと思ったのですが、やはりそんなに甘くなかった。
本人にその気がなければ意味がない
結局、他人は変えられない。
信じられるのは自分だけ。
という現実を突きつけられたのでした。
なんとしても自分で稼ぐ力をつけなければ。
離婚できる自由を手に入れるために。