ダウン症の末っ子から学んだことと、これから考えていかなければならないこと

ダウン症の末っ子のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

ダウン症の末っ子はとにかく可愛い

我が家には3人の子どもがいます。末っ子はダウン症を持って産まれてきました。

産まれたばかりの頃は、自分自身非常に混乱していてどうやって育児してきたのか全く覚えていません。

そんな末っ子も10歳になりました。

特別支援学校小学部の5年生です。

まだ意思の疎通が難しかったり、こだわりや頑固なところもあり大変なことも多いですが、どこにいても何をしても楽しそうな末っ子からはたくさんの癒しと学びをもらっています。

最近の末っ子と言えば、

・たんぽぽと会話している

・いつも楽しそう

・人の目を気にしない

などなど、産まれて物心ついてからずっとそうですが、とにかくどこに行っても何をしても楽しそうなのです。

上の2人は人見知りが激しく、初めての場所・人が大の苦手で、いつもオドオド、ビクビクしていて見ているこちらが辛くなってしまうほどでした。

末っ子はというと、初めての場所に行っても、知らない人がたくさんいても、いつもの彼のまま。

どんなところに行っても、その場にすぐ自分を馴染ませることができて、その環境を楽しむことができるのです。

周りの目を気にすることもありません。

末っ子から学んだこと

周りの目を気にしてばかりいていつも疲れきっている私は、末っ子を見ていると、あー私もこうありたいなぁ、と思うことが多々あります。

彼は今だけを生きています

・損とか得とか

・過去のこととか未来のこととか

・人にどう思われるかとか

・将来役に立つからとか

・将来困るからとか

全く気にしていません。

考えることは大切なことですが、色々なことを考えすぎて、物事を複雑にしすぎてしまって身動きが取れなくなっていました。

彼を見ていると、もっとシンプルに、もっと素直に生きていっていいんだ、と思えます。

幸せってなんだろう

幸せになるには、頭が良くなくてはいけない?

幸せになるには、お金がいっぱいなくてはいけない?

私は長いことそんな勘違いをしていました。

そんなところに幸せはなかったのです

末っ子と一緒に過ごすようになって、

好きなものは好きと言えること

自分らしくいられること

そんなことが幸せということなのかなぁ、と感じています。

末っ子がこれから先もずっと幸せでいられるように、彼の好きなものを守り、彼が自分らしくいられることを最優先に考えていきたいと思っています。

もちろん、自分が自分らしくいられるようにすることも疎かにしないように、気をつけていきたいと思います。

末っ子、思春期に差し掛かる

末っ子10歳、思春期に差し掛かってきました。

心は3歳でも、体は10歳。

内面と外面の不釣り合いに戸惑っている今日この頃です。

心は幼いまま、体はどんどん大人になっていくのですね。

これから新たな悩みも出てくるでしょうし、伝えていかなければならないこともたくさんあると思います。

ゆっくりでいいから一つ一つ丁寧に乗り越えていきたいと思っています。