知的障害のある末っ子が幸せに生きていくために今何をすべきなのか

ダウン症の末っ子のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

末っ子の現状

特別支援学校に通うダウン症の末っ子には、知的障害がある。

こんな言い方をしてはなんだが、どうせ理解できないから、と思って伝えてこなかったことが山ほどある。

偏食もひどいけど、真っ向から向き合っていてはこっちのメンタルがもたないので、本人が食べられるものだけを食べさせてきた。

どこまでが障害によるもので、どこからがただのわがままなのか、線引きが難しく、やりたい放題わがままに育ててきた。

知的障害だから仕方ない?

これまでは、

知的障害を免罪符にして、

知的障害があるんだから、これはできなくて当たり前だよね、

知的障害があるんだから、これは難しいよね、

知的障害があるんだから、まぁ、いいか、

私は、自分が楽をしたいばかりに、

時間をかけて伝えること、教えることから逃げ、

ただ本人が気分良くニコニコと楽しく過ごすことができていれば、それでいいだろうと思っていた。

でもはたして、それで本人が将来的に幸せに過ごすことができるのだろうか。

人との関わりの中で幸せに生きていくには?

私がいつまでも元気で面倒をみていられるわけではない。

どんな形かはわからないが、いずれにしても他人様に助けてもらわなければ生きていくことはできないだろう。

作業所やグループホーム、将来的にどんな道に進むにしても、必ず人との関わりが生じる。

わがまま放題の人間を快く思う人なんて、どこにもいるわけがない。

自分のわがままが通らず拗ねていたって、放っておかれるだけだ。

そしてひとりぼっちになって、ますます孤立していく。

それで幸せになれるはずがないだろう。

人と関わる上では、自分の思い通りにならないことが少なからず生じる。

そんなとき、我慢する力、自分を律する力が必要になってくる。

末っ子の将来の笑顔のために

では、今できることってなんだろう。

思い通りにならない場面をたくさん経験させよう。

時間がかかっても、ダメなものはダメだと伝えよう。

理解できなくても、説明することから逃げないようにしよう。

わがまま放題だったときよりも、気分良くニコニコ過ごす時間は減ってしまうだろうけど、

でも、今、我慢する力、自分を律する力をつけておいた方が、将来的に断然お得だ。

家族と離れたあとも幸せに生きていって欲しい。

私は年老いていくし、兄姉もそれぞれ自分たちの生活を作っていくだろう。

いつまでもずっと一緒にいられるわけじゃない。

だから今、敢えて、思い通りにならないことを経験させて、我慢する力を付けさせなければならない。

そうすれば、将来気分良く過ごせる日が多くなるに違いないから。

借金返済開始から2年1ヶ月

借金総額 約1000万円

現在までの返済額 125万円

残債 約875万円

現在、月に5万円ずつ返済継続中

残り14年11ヶ月で完済予定