知的障害のある末っ子に時間について教えていくことにした

ダウン症の末っ子のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

知的障害のある末っ子と時間について

末っ子はマクドナルドのポテトが大好きだ。

休日になると、1週間頑張ったご褒美にマクドナルドに連れていって欲しいとねだられる。

今日も、昨日歯医者にも行けたし、ご褒美に連れていってやるか、と15時に約束したら、午前中のうちから10分おきに、まだかな、まだかな、と聞いてくる。

そのことで頭がいっぱいになってしまうと、他のことが手につかなくなってしまうようだ。

そうなると、こちらも末っ子の対応に追われて、他のことが何もできなくなってしまう。

いつもそれが面倒になって、さっさと連れていってしまうこともあるのだけど、今回はせっかくだから時間を学ばせるきっかけにしちゃおう、と考えた。

14時になった頃にまた、今何時かな、まだかな、と聞いてきたので、

ここから15時になる1時間は時計の勉強に当ててしまおうと思った。

勉強をしてもしなくても、いずれにしても、末っ子の対応で他のことは手につかないのだから、その時間をなんとか有益なことに使えないかな、と考えた。

末っ子だって、大好きなマクドナルドに行くためならモチベーション高く取り組めるはずだと思ったのだ。

知的障害のある末っ子に向き合い始める

これまでお勉強関係は、全て学校とデイサービスに任せっきりで、自宅ではほとんど何もしてこなかった。

自分で真っ向から取り組んでしまうと、なんでできないんだろう、なんでわかってくれないんだろう、とイライラがつのってしまってストレスがたまるからだ。

そんなイライラした状態で一緒に勉強されても、末っ子だってストレスがたまるだろう。

だからお勉強は、学校とデイサービスの先生に丸投げで、自分では何もしてこなかった。

だから、さぁ時計を教えようと思っても、何をどういうふうに教えたらいいのかわからない。

ネットで少し調べてみると、

まずは○時ピッタリから、

次に○時30分(半)

慣れてきたらその半分の15分、45分に挑戦するという方法をおすすめしているサイトがあった。

1時間の半分が30分

30分の半分が15分

うーん、これで末っ子に理解できるかな。

○時ピッタリから○時30分までは、繰り返しやっていけば、なんとかわかってくれるかもしれないけど、15分とか45分は難しいかな。

それよりも算数セットとかについてくる60までのメモリのついた時計を使って、単純に

長針の1は5分

2は10分

・・・と教えていった方がいいのか。

これまで、自分が勉強する時には

どうやったら、効率よく覚えられるかな、

どうやったら、楽に覚えられるかな、

なんてことばかり考えてきたから、

いかに早く効率よく、たくさんのことを学ぶことばかりを考えてきてしまったけど、

末っ子には、そんなことは通用しない。

早く効率よく学ぶことだけが良いわけではなかった

早くたくさんのことを学ぶことだけが良いことではないと気付かされる。

焦って教えても、本人に受け入れる準備が整っていなければ全く入っていかないだろう。

色々やってみて本人が理解できそうな方法を探っていくしかない。

効率的という言葉は一旦忘れて、

本人のペースでゆっくりと、たくさんではなく少しだけ、繰り返し繰り返し伝えていこう。

借金返済開始から2年2ヶ月

借金総額 約1000万円

現在までの返済額 130万円

残債 約870万円

現在、月に5万円ずつ返済継続中

残り14年10ヶ月で完済予定