月々いくら入ってきて、月々いくら出ていっているのか、まずは把握することが大切だ、とはよく言われる。
今まで後回しにしてきたが、まずそこをはっきりさせなければ動き出せないということが今回身にしみてわかった。
まず、一月の収入はいくらなのか、洗い出さなければならない。
夫の給料以外に、3人の子どもたちの児童手当も、障害のある末っ子の児童扶養手当もいただいているが、これまであまりに適当だったため、児童手当などの支給月はなんとなく余裕があるな、支給のない月は赤字で苦しいという感じで、行き当たりばったりで過ごしてきた。
だから、月々いくらまでに支出をおさえなければならないのかもはっきりとわかっていなかった。
元々物欲が少なく、あまりお金を使わない私は、独身時代はそれでも余裕でやってこられたのだが、今は違う。
どうしたらいいだろう。
頭の中はごちゃごちゃしてカオス状態。
もっともっとシンプルにしていきたいのに。
私とは正反対の考えの夫と一緒に生活していくには、なんとなくではダメだということがようやくわかった。はっきりと数字で表していく必要がある。
そこで、数ヶ月に一度いただく児童手当などは一月ずつにならして計算してみることにした。
それをすることで、月々必ずそこまでにおさえなければならないというラインが、はっきりする。
一月の収入が、ようやく把握できたところで、今度は支出の把握に取り組んだ。
こちらは、全て洗い出すのはさらに大変だ。
さて、どこから手をつけたらいい。
銀行口座、クレジットカードはマネーフォワードに紐付けすることで、現金以外の支出は、一元化できた。
それ以外の現金は、一つ一つ洗い出していくしかない。
子どもたちの習い事関係、学校の諸会費、教材費、その他全て書き出していった。
A4の紙に一通りまとめてみてわかった。
我が家の月々のキャッシュフローは約10万マイナスだった。
このままだと、あと数ヶ月で我が家の少ない貯金は底をつく。
収支をプラスにするのはハードルが高くても、せめてプラマイ0まで持っていかなくては。