スティーブ・ジョブズのスピーチを聞いて

好きなこと

先日、YouTubeのおすすめにスティーブ・ジョブズのスタンフォード大卒業式での演説が出てきた。伝説のスピーチと言われるものだ。久しぶりに聞いてみて、やはり心に刺さる言葉が多かったので感じたことをここに書いておきたい。

私が、このスピーチの中で一番好きな部分は以下のところだ。

Your time is limited.

So don’t waste it living someone else’s life.

Don’t be trapped by dogma, which is living with the results of other people’s thinking.

Don’t let the noise of other’s opinions drown out your own inner voice.

And most important, have the courage to follow your heart and intuition.

They somehow already know what you truly want to become.

Everything else is secondly.

今まで、他人の顔色ばかり伺って生きてきた気がする。

Your time is limited.

以前このスピーチを聞いた時よりも深く刺さる。それは、以前聞いた時よりも自分が歳を重ねていて、死に近づいているというのもあると思うが、以前聞いた時から今までの間にがんを経験したからというのも大きい。その時は、今まで生きてきた中で一番死を身近に感じた。今も再発の恐怖は常にある。

時間は限られているのだ。誰かの人生を生きている時間はない。

忙しい日々を送っているとすぐにそのことを忘れてしまう。

どこかに書いて貼っておきたいくらいだ。

And most important, have the courage to follow your heart and intuition.

They somehow already know what you truly want to become.

自分の心と直感に従う勇気を持つということ。

それらは、あなたがどうありたいか既に知っている。

これが非常に難しい。

今までなんでも人に決めてもらって生きてきた。自分に自信がないのと、責任を取りたくないからだ。

でも、それでは本当に自分のやりたいことが見えてこない。

自分がどうしたいのか。どう生きていきたいのか。

他人からどう思われているかばかりを考えて生きてきてしまった。

そんな、自分ではどうすることもできないことばかりを考えてきたから、自分が本当にやりたいことはなんなのか見失っていた。

他人がどう思うかなんて、自分には決められない。そんなことを考えている時間なんてないのだ。

他人ではなく、自分の心と直感に従うようにしよう。

日々の忙しさでそれを見失ってしまった時には、少し時間を取って、自分がどうありたいのか、どう生きていきたいのか考えるようにしよう。

「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか。」

日々、自分に問いかけていきたい。