末っ子よ、なぜバスに乗らない?とうとうこれまでのツケが回ってきたか

ダウン症の末っ子のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

朝、スクールバスに乗れない末っ子

知的障害のある末っ子は、地域の特別支援学校に通っている。

ほとんどの子たちがスクールバスで登校していて、末っ子も自宅の近くのバス停からスクールバスで学校に通っている。

以前から、朝、なかなかバスに乗れず苦戦していたのだけど、

とうとう、完全に乗れなくなりそうだ。

大体、原因はわかっている。

家でのタブレットやスマホ漬けの生活から、学校という場所へ気持ちを切り替えることができないのだ。

お友達の家では、タブレットやスマホは絶対に持たせない、と言っていた。

我が家は、使いたい放題使わせてしまっている。

好きな動画を見放題にしてしまっているのだから、

それを切り替えて、バスに乗って学校へ行こうなんて言っても、

自制心のまだ育っていない末っ子ちゃんには無理な話なんだろう。

それでも、これまでは苦戦しながらも、なんとか乗れていた。

「ちゃんと時間までにバスに乗って学校に行かないと、タブレットもスマホも捨てちゃうよ」

「ちゃんと学校とデイサービスに行ける人だけが、タブレットもスマホも見ることができるんだよ」

という言葉が通用していたのだ。

「スマホを捨てる」が通用しなくなってきた

だけど、今日は違った。

今朝、

「時間にバス乗れなければ、タブレットもスマホも捨てちゃうよ」

と言った時に

「買う」

「お店」

と言ってきたからだ。

最初は、何を言っているのかわからなかった。

タブレットもスマホも、また買うからいいと言っていることに気づくまで、

少し時間が必要だった。

やっと理解して

「タブレットもスマホも、買うお金なんてないよ」

と言ったら

「ばあちゃん」

と言ってきた。

我が家に買うお金がなくても、

ばあちゃんに頼んで買ってもらうからいい、

と言っているのだ。

私も頭に血が上ってしまい、そこからは罵詈雑言、地獄絵図のようなやりとりが繰り広げられたのは、言うまでもない。

これまで楽をしてきた分のツケが回ってきた

これまで、ちゃんと学校とデイサービスに行っている限りは、自由に使わせてもいいかな、

自分もその間邪魔されることなく家事ができるし、

という軽い気持ちで、タブレットを与えてきたけど、

こちらでしっかり管理ができないなら、渡してしまうとのちのち大変なことになる、

ということにやっと気付いた。

とうとう、これまで楽をしてきた分のツケが回ってきたのかもしれない。

しばらくの間、末っ子ちゃんとの朝の戦いは続きそうだ。

朝は気持ちよく笑顔で送り出せたらどんなにいいだろうと思うけど、

今は毎日鬼の形相で送り出している。

朝一に、どっと疲れが押し寄せるけど、仕方ない。

どういう対応をすればいいのか、

どういう対応が正解なのか、

全くわからない。

まずは、朝、時間にバスに乗るためにどうすればいいのか、

そして、次は、タブレットとスマホの管理はどうすればいいのか、

考えなければならないことが山ほどある。

借金返済開始から2年2ヶ月

借金総額 約1000万円

現在までの返済額 130万円

残債 約870万円

現在、月に5万円ずつ返済継続中

残り14年10ヶ月で完済予定