学資保険の進学学資金請求書類が届いたけど、我が家には無縁だった話

家族のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

学資保険の進学学資金は0円?!

長女が来年高校進学するに伴い、学資保険をかけている保険会社から進学学資金請求書が届いた。

高校入学にあたり30万の進学学資金が出るタイプのものだ。

昨年長男の高校入学を経験しているが、入学金や制服、体操服、教科書・タブレット代など、高校入学にあたりかかるお金は結構ある。

長女も希望している私立に至ってはなおさらだから、学資金の請求ができればとても助かる。

でも我が家の学資保険は、夫の借金返済のために借りられるギリギリの金額まで契約者貸付金を借りている。

リボ払いの利息から逃れるために、この学資保険をはじめ、入っている保険の契約者貸付金を借りて、カード会社からの借金の返済に当てたのだ。

契約者貸付金の利息の方が、リボ払いの利息に比べれば、少なくて済むからだ。

だから、進学学資金請求書類が届いたとしても、我が家には30万円が入ってくる訳がないのだ。

契約者貸付金で借りている金額の方がよっぽど多いのだから。

現実を目の当たりにする

でも実際に「進学学資金請求書類」と書かれた封筒を開けて、「お支払い額0円」を目の当たりにすると、へこむ。

毎月払っている掛金は、ただ単に借金の返済をしているだけだということに、気付かされる。

だから今後も、自分のところに進学学資金、満期学資金が入ってくることはないというわけだ。

子どもが産まれてすぐに入って15年、毎月掛金を払ってきた学資保険。

結局、ほとんどを借金の返済に当てなければならないのだから、子どもの進学資金として使うことはできないのだということを再確認できた。

わかっちゃいるけど、なんかがっかりしてしまった。

よくある質問にも書いてあった。

Q 貸付などを受けている場合、進学学資金の受取金額は、どうなりますか?

A 貸付元利金を進学学資金から差し引いた上で、その残額のお受け取りとなります。

そりゃそうだ。

お金借りてるのに、学資金を受け取れる訳がない。

我が家の場合、今回の進学学資金を全て返済に当ててもまだまだ貸付金が残る。

だから進学学資金を受け取れるわけがないのだ。

でも、もしかしたら何かいいことがあるかもしれないって期待しちゃったんだよね。

期待するから落胆する

そうか、期待するから落胆するのか。

自分がコントロールできないことに期待するのはもうやめよう。

淡々と現実を受け止めて、自分がコントロールできることだけに集中しよう。

今回の進学学資金を契約者貸付金の返済に当てれば、返済した分の利息は今後払わなくて済む。

だから、学資金請求手続きをして、返済に当てたいところだが、ちょっと待て。

これまでの経験上、それをしてしまうと、

借金(ここでは契約者貸付金)が減る→契約者貸付金で新たに借りられる金額が増える→また借りる

夫の場合、このループに入ることがわかっている。

だから、たとえ利息がかかったとしても返済せずに据え置くことにした。

借金の重荷を背負って生きていくのは本当に苦しいけど、

でも荷を軽くすると、また借金する人間がいる。

だから、重荷を背負って、淡々と生きていくしかない。

自分のコントロールできることだけに集中することにしよう。

借金返済開始から2年2ヶ月

借金総額 約1000万円

現在までの返済額 130万円

残債 約870万円

現在、月に5万円ずつ返済継続中

残り14年10ヶ月で完済予定