片頭痛で不登校になってしまった長男、とうとう高校を退学する

不登校から高校中退した長男のこと

我が家には、夫が15社を超えるカード会社のリボ払い等で作った1,000万超の借金があります。

今は、月に50,000円ずつ細々と返済しています。

ミスチルの「深海」を聴きながら思うこと

ミスチルの「深海」を聴くといつも長男のことが頭に浮かぶ。

「これから君はどこへ向かうんだい」

「これから君はどこへ進むんだい」

高校を退学した長男はこれからどこに向かっていくんだろうか。

退学までの経緯

今年高校に入学した長男は、先日、入学後半年で退学した。

中学の頃から片頭痛発作に悩まされていて特に冬場は休みがちだった。

高校に入学してからは、最初の1ヶ月は頑張って通っていたけど、ゴールデンウィーク明けから発作がひどくなり、ほとんど行けなくなった。

とうとう単位も足りなくなり、留年が決まる少し前の9月末に退学した。

在学中が親子共々一番辛かった

本人もそうだろうけど、私自身一番しんどかったのは、退学する前、在学中だ。

学校には、毎日欠席の連絡をしなければならないし、

たまにくる学校からの連絡も、私にとってはプレッシャーだった。

頭が痛いと言って毎日昼過ぎまで真っ暗な部屋で寝て過ごしている本人はもちろん、それを見ているこちらも辛かった。

今は、退学して、学校という縛りがなくなったことで、本人も私もだいぶ楽になった。

学校を辞めた後のこと

学校を辞めたいと言ってきたときに、

通信制高校への転入

他の全日制高校への転入

独学で高卒認定試験

の大きく3つの選択肢を考えていた。

この中で、本人は

独学で高卒認定試験

を選んだ。

人が苦手な長男だから、予想通りの選択だった。

学校に通っていれば、それだけでカリキュラムに沿った授業が受けられるけど、

独学となると、全て自分で決めてやっていくしかない。

努力という言葉が似合わない長男にそれができるのか。

本人の決断を尊重していこうと決めた

でも、本人が決めたことなのだから、それを見守るしかないのだ。

これまで、親の決めた道をそのまま進んでくるだけの長男が、初めて自分の意思で学校を辞めることを決断し、独学でやっていくと決めたのだ。

自分のことを自分で考え決断できた。

それはそれで、嬉しいことだ。

とはいえ、

食事のとき以外、ほとんど部屋で過ごしている長男が、

退学後、一体どんな一日を過ごしているのか、気にならない訳ではない。

でも、敢えて聞かずにそっと見守ることにしよう。

それが正しいのかどうかはわからないけど。

長男を信じて見守ることにしよう、と繰り返し自分に言い聞かせる。

ミスチルの「深海」のフレーズ

「これから君はどこへ向かうんだい」

「これから君はどこへ進むんだい」

は、長男に対する私のそんな気持ちにピッタリとハマる。

借金返済開始から2年2ヶ月

借金総額 約1000万円

現在までの返済額 130万円

残債 約870万円

現在、月に5万円ずつ返済継続中

残り14年10ヶ月で完済予定